こんにちは、aokoです。
私は学生時代、宝くじ屋さんでアルバイトをしていました。
「宝くじ屋でバイトをしていた」というと、人によって反応は様々。
ボックスの中でおばちゃんがくじを売っているイメージを持っている人が多いかもしれません。
「めっちゃラクそうじゃない?」と笑う人もいれば、
「扱う金額とか大きそうで大変じゃない?」という人もいました。
私の記憶では、どちらも正解!!
楽な時と大変な時の差が激しかったです^^;
※販売店によって方針ややり方は違うことがあるので、すべての宝くじ屋に当てはまる話とは限りません。また私がアルバイトとして働いていた7~8年くらい前の記憶に基づいている話で正確ではないところがあるかもしれませんのでご了承ください。
🌼目次🌼
意外と忙しい、宝くじ屋
私がアルバイトしていたお店は、都心の大型店だったので、「ジャンボくじ」を売り出す時期になると、短期で多くの人を雇っていました。
仕事自体はそんなに難しくはありません。
当時は現金しか扱っていませんでしたし、販売しているくじやロトも数種類なので、その仕組みさえ理解できれば問題なし!
短期の人でも、売るだけであればすぐ仕事を覚えられました。
普段はくじを買う人もそんなに多くはなかったので列をなすことはあまりありませんでしたが、ジャンボの時期になると行列。
とくに「大安」や「一粒万倍日」は店としてもそのことを宣伝して大々的に販売していました。
ジャンボの販売は、宝くじ屋にとってビッグイベントでした。
しかし長期より、短期で雇われている人が圧倒的に多いということもあり、人の教育だけでひと苦労。。。
販売自体は問題なくても、販売後の締め作業などで、くじ券や現金の数が合わないと帰れない。。。
慣れない人が沢山触っていたらそういうこともありますよね。。。
だいたいどこかでつじつま合うようになっていた記憶があります。
それまで、販売系はスーパーやパンやお惣菜屋を経験していましたが、圧倒的に扱う現金が多くレジがあるわけでもない超アナログばやり方だったので、電卓と友達になる、冊勘が上達するというメリットはあったかもしれません。
その後の銀行員生活に少しばかり役立ちました。
くじの返品は不可
1番気を付けていたことと言えば、「くじ券の確認」作業。
単調な仕事で、ただ数をこなすとなると適当になりがち。
しかし原則返品はできなかったので、くじ券を渡すときは必ずくじの番号が見えるようにして、口頭でくじの種類と枚数を確認して手渡していました。
「現金その場限り」という言葉があるように、くじ券もその場限り。
それでも後から「違うくじに変えてくれ!」っていうお客さんはたまにいます。
連番で買って、「番号が並びすぎているから、こんなの当たるわけないだろ!!」という言い分。
並びすぎていようが、確率は変わらないんですがね。。。
でも、「宝くじ」の抽選日まで夢を見るために買ったのだとすると、個人的にはその気持ちはわかるような気がしますが。。。
しかし、買った後にすぐその場で申し出てくれればいいのですが、1度お店を離れてしまったくじは、他店のくじである可能性があり、簡単に交換できないようになっています。返品を受け付けない旨は、ステッカーで店頭に貼られていました。
最近、近所などで宝くじを買うと、そこまで丁寧に確認されなかったりするので、お店によって方針もまちまちなのかもしれませんが^^;
信じれば、当たる!?
宝くじ屋でバイトをするときに研修でいわれたこと。
「当たると信じた人が当たるんです!」的なこと^^;
確かに当たると信じて買い続けた人のほうが、たまに買う人よりも当たる可能性は高いかもしれませんね💦
おそらく、この研修では決してスピリチュアルなことを言いたかったわけではなく、
お客さんとのコミュニケーションで前向きな言葉を積極的に掛けてほしいという狙いがあったのだと思います。
実際によくお客さんから言われた記憶がある言葉は
「当たるかな?」とか「どうせ当たんないよね」とか。
そこを販売員が明るく「当たると信じれば当たりますよ!」と言うことで、
前向きな気持ちで抽選日まで夢を見れるのかもしれません。
いまだに研修で言われたことで、私自身実践していることと言えば、
自分にとって大事な数字を使ってロトを購入するということ。
「そういう数字のほうが当たりやすい」みたいなことを言われた記憶がありますが、
ちょっとそれは信憑性に欠ける。。。
ただ、数字をなんとなく選ぶのって、確かに悩むし、どうせなら自分に縁のある数字を選びたいかもしれませんね。
自分で選べなければクイックピックというところをマークすれば機械が自動的に数字を選んでくれます。
実際にクイックピックで購入する方も多かった記憶があります。
私はだいたい自分の誕生日と年齢、その時々の彼の誕生日や年齢を使うことが多いです。彼がいないときは、甥っ子とか親の誕生日を。
まだ当たりませんが(´;ω;`)ウッ…
高額当選者はいる
「宝くじ」を売るぐらいだから、当然自分たちが売ったくじの中から高額当選がでたりします。
高額当選は銀行での換金になるので、実際に販売店に来る人は少ないのですが、稀に全く当選番号を調べないで来て、その場で販売員が調べたら数千万当たってたなんてことがありました。
喜ぶというよりは、ただただ驚きという感じ。
調べた側も、小さい声でまわりに聞こえないように伝えます。
数千万とまでいかなくても、十万、百万単位ならもっと頻繁にあった記憶があります。
そういう場面に立ち会えた時、
「ちゃんと当たるんだな、、、」と実感します。
宝くじを買う目的
投資やギャンブルとしては全く優秀ではない宝くじ。
しかし、当たれば税金を取られることもないわけで、当たったら何に使おうとか考えるのも楽しかったり。。。
「夢を買う」という考え方がメジャーかもしれません。
宝くじの収益金は国の公共事業に役立てられるということもあり、外れても罪悪感もあまりないですね。
東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじを販売したときは、本当に沢山売れていた記憶があります。
実際にどれくらいの収益金が出て、どのように使われたのかは公式サイトから確認することができます👇
宝くじについて 収益金の使い道と社会貢献広報 東日本大震災復興への支援 | 宝くじ公式サイト
ネット購入もできる!ミニもおすすめ
よく宝くじで高額当選すると不幸になるとか聞きます。
私はそんな多くのお金を手にしたことがないので分からないのですが、
確かに急に億万長者になったら人生が変わってしまいそうですね。。。
「そんな億もいらないんだよ」
「もうちょっと少額でいいから確率上げてほしい」
という声を、アルバイトしていたとき、何度も聞いたことがあります。
最近は「ジャンボ宝くじ」と一緒に「ジャンボミニ」を発売するのが主流になっているみたいです。
ジャンボが億単位なら、ミニは千万単位。
千万単位なら、仮に当たっても不幸になることはなさそうですね。多分。
現在は2020年8月14日まで、サマージャンボ宝くじとサマージャンボミニが発売されています。
◆ジャンボが1等前後上合わせて7億円
◆ミニが1等1000万円(前後賞なし)
今はネット購入できるそうで、宝くじ界も時代は変わりましたね。。。
販売員の手から、「当たりますように、、、」と言われて購入してほしい気持ちもあるものの、こういうご時世ならネット購入のほうが安全かもしれませんね。
こちらから購入できます👇
宝くじの公式サイトはこちらから👇
最後までお読みいただきありがとうございました。